まち日記(旅と仕事と日々ごはん_時々走り)

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連休初日、バーゲン、街探検

8時半起き。洗濯、そうじ、資料読み。(ホントに変わりばえしない...)ダンナが買ってきた松屋のピビン丼とカレーのヒルメシ、昼寝。
起き出して、新宿にバーゲンひやかしに行くも収穫なし。しかし、ISETANのバーゲンひとつ観察しても、世の中のことって少しばかり感じられるような気がするよ。ひとつは、モノの単価が再び上昇し始めていること。デフレが去ったのかどうかはわからない。多くの人が適正だと思う価格帯が若干上がった、という感じ。底値でユニクロ、GAPを買っていた頃の雰囲気とは明らかに違っている一方、1着3万円のセーターには見向きもしない。新聞などでは、サイズや色があるうちに買う、という購買行動が評されていたが、それはある程度ちょうちんだ。バーゲンをかたくなに実施していない店の恐ろしいほど閑散としていること。買い手はしっかりしているのだ。
そして、グローバル化というのか、中国人富裕層が確実に厚くなってきているような感じ。こういう休日にバーゲンに押し寄せている客の中に、かなり、かなりの数の中国人女性が含まれている。彼女らよりもずっと割合は少ないが、韓国人女性もちらほら。ひやかしではなくて、しっかり買いものをしている。そういえば、私の友人の中国人女性も、10日から日本に来るっって言っていたけど、バーゲン狙いなのかなぁ。
20時にダンナと阿佐ヶ谷駅で待ち合わせて「善知鳥」探検に。世の雑誌等で紹介されることがすっかり増えたこの店に初潜入。静かにジャズが流れる渋い空間。雑誌に紹介される店の常として、写真の印象よりずっと狭い。日本酒は幻舞、豊杯。いずれも旨い。アテは一番人気らしい生カラスミ、桜刺、松前漬けじゃなくてなんだったかな...それからけの汁。外の時空間から切り取られたような静かで落ち着く時間。大将は、雑誌情報以上にクリエイターの尻尾を色濃く引きずる人。最近通いつめる店の大将連中のように、最初から食の世界、という人とはどことなく違う雰囲気で、これはこれでなんだか阿佐ヶ谷らしいなーと勝手に納得。春になったら引っ越す先まで夜道を歩いてみる。そんなに怖い感じではないな、と少し安心。それにしても阿佐ヶ谷、飲み屋が多いことに驚く。通り道の居酒屋であがた森魚が歌を歌っていた模様。わくわくするね。荻窪まで歩き、箱根そばでうどんを食ってバスに乗って帰宅。