青島から上海出乗り継いで台州へ。お〜い大丈夫か〜的に小さい飛行機に乗り込むと隣は中国語とは思えない不可思議な言語を話す母娘。幸いにも無事降りた黄岩空港は田舎のボロ空港だけど、どうしたわけかBMWやら黒塗りBuickやらでお出迎え付きの西洋人の皆さんが。何を隠そう空港近辺は中国の金型の一大生産地で、台州といえば民族系の勇吉利汽車を擁し、バイクと四輪の機械加工部品の供給地でもあるんですわ。ちなみに場所は寧波と温州の間。
畑だった場所を切り開いて旧農民が瀟洒な戸建を建てる風景は必ずしも珍しいものではないけども、市街地にはビルがどんどん建ちつつあるし、走っている車は新車が圧倒的に多いし、あれまぁこの町はホントに金持ちになりつつある町だ、とひしひしと伝わってくるものが。
市政府の人間も元気いっぱい。誰でもがんばれば金持ちになれる町。ある意味シリコンバレーだ、っていう感じに圧倒された。こりゃたいへんですよ、素形材のみなさん。
