月曜の日経新聞記事。私は国内ナンチャッテMBA組で、結果的にはあまり貪欲に勉強してないほうだと思うのでナンだが、最大の財産は、これまでの生活では出会えなかった人々との出会いと、〆切に追われる中でタスクをある程度のクオリティで処理する力をつけたことと、投資に見合ったリターンを得るにはどう行動すべきかを、学費に自腹を切ったことで常に考え続けていられたこと。
そういう意味じゃぁ、MBAに行かせた社員に辞められちゃって留学制度を中断していた企業、留学に行かせるヤツには、学費半額負担とか、生活費半額自己負担とか、そうすりゃいいじゃん。自分の金がかかってるから、人間の性として若干は真剣になるよ。
企業派遣で来てる連中には、きちんとしたヤツももちろんいたけれど、相当ふざけた連中も少なくなかった。最初から確信犯ってやつ。「おいしい機会。会社はバカ」的な。卒業後にちゃんとした仕事を与えられない社内の仕組みにも責任はあるけど。
記事にあるから実名書くけど、日産のやろうとしている社内大学院っていうのは、かなりナンセンス。同じ社会に生きているヤツラとこれ以上顔突き合わせて、どうブレークスルーを見つけるんだい。会社によってはきちんと機能する場合もあるだろうけど、基本的にはだめでしょう。外の世界を見せようよ、って、思う。かごの鳥にして教育したってなんの意味が...。
