まち日記(旅と仕事と日々ごはん_時々走り)

ダイアリーから移行しました

くだらなすぎる、テレビ

7時起き。ゴミ出ししたりたまった新聞を読んだりして朝の時間を過ごす。トースト、目玉焼き、ハム、(りそ夫は昨日の残りのチキンカツ)、野菜、ヨーグルト、アイスコーヒーの朝食後、夫は床屋へ、わたしは洗濯物をたたんだり掃除したり。
洗濯物をたたみながらテレビなどを見ていると、もーもー絶句するほどくだらない。この2、3年は全然メディア系の仕事もしていないし、勉強もしていないので、傍観者、ユーザーとしての感想に過ぎないのだけど、ニュース番組というのかワイドショーというのか知らないが、たぶん報道局扱いの番組だと思うので、やってるほうはニュース番組のつもりだと思うが、これがまぁ目がつぶれるほど薄っぺらで嘘っぽい。
日本の某超有名サッカー選手の声かけでゲームに参加した朝青龍(ところで、その某サッカー選手にことの真相を聞きに行ったとか、聞いたとかいうことを伝えるメディアが皆無なのはなぜ?)の行動を、鬼の首を取ったかのように非難し、精神的に追い詰めたあげくモンゴルまでストーカーのように追っかけていって取材合戦を繰り広げ、同行したはずの親方が速攻帰国してきてしまったことで、おそらく取材のとっかかりを失った取材班は、おそらくあることないこと言って上からもらったモンゴルくんだりまでの渡航予算の大部分がほとんど無駄金になり、後で上から何言われるかわからないというストレスのはけ口を、更なる朝青龍たたきに求めているようにしか見えない。某TV局は、色ボケの元相撲部屋のおかみを2週間続けてワイドショーに出演させ、朝青龍横綱の品格に欠けると執拗に主張させているが、そのおかみが居た相撲部屋にまつわる、実に品格のない出来事の数々はどうなるんじゃと思うのは私だけではないと思うんだが。婚約会見後に、理由も明らかにせずに婚約破棄した弟力士の当時の不可解な沈黙は朝青龍の沈黙に比べても同じくらい品格に欠けると思うが。兄弟の骨肉の争いは言うまでもない。色ボケおかみが起こした不倫騒ぎや死に際の夫に対する支離滅裂な態度なんかは、そもそも論外で、こんな女を前面に出す番組の品格がそもそも疑わしい。
外人力士が横綱になって無敵の強さを誇ってきたことがそんなに不愉快か。スティールパートナーズをなんとしても排除しようと躍起になる日本の老舗食品会社の取締役と、それを応援してしまった議決権株主の選択が、なんだかとても重なって見える。日本の国技たる相撲が、その色ボケおかみが居た相撲部屋の看板兄弟力士の引退後、特段のスターも生み出せず、大入満員が長く途切れていた状態を少しでも上向かせた功労者は、圧倒的な強さと悪役ぶりでどことなく客の心をとらえた朝青龍ではなかったのか。品格とかいう曖昧で恣意的な基準で、生まれも育ちも戦いに対する心意気も異なる外人を排除しようとするのは、なんとも見苦しく、情けない。
で、朝青龍横綱から引きずり下ろした後は、K-1か何かに誘いこんで、新たな視聴率のネタにでもしようとしているなら、品格のなさもきわまれりだ。それとも、こうしたテレビのくだらなさや病理なんて、本当はみんなすっかり気がついていて、まともに取り合っている自分がアホなのだろーかとも思う。