まち日記(旅と仕事と日々ごはん_時々走り)

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人生の下り坂にさしかかって

夜、ブックフェアで来日中の、なじみの韓国の出版社会長のアテンドで日本の某出版社へ。30分ほど会長同士で業務の話をしてから監査役も交えて食事へ。

このところカレッタづいてるな。今日もカレッタだ。私が予約したわけじゃないので、もうこれは縁というしかないかんじ。
夜景がすばらしいんだよね、ここは。

ソラシオ /so/ra/si/o/

HOT PEPPER ソラシオ /so/ra/si/o/

韓国人70歳、日本人76歳と73歳、そして私(日本人)。
韓国人70歳も、数年前に会長に退いて、日本側も、今は60歳代前半の社長に譲って、名誉職に近い状況の人たち。話もおのずと、趣味のことや余暇のことや、健康のこと、人生こうしておけばよかったよな、みたいな話になる。いわゆる与太話ばかりなので、通訳していて難しくはないが、仕事の話ってのがほとんどないんだなぁとも思う。

帰路、社用車で韓国人をホテルまで送り、76歳会長の家を経由して自宅まで送ってもらうはずが、76歳会長、ちょっとお茶でも飲んで行きなさいと言うので、15分ほど立ち寄る。
彼は3年ほど前に奥さんを亡くして、広い自宅に一人住まい。土日に子供たちが孫を連れて遊びに来てくれるが、帰ってしまうとたまらなくさみしい、と言う話を車の中でしていたので、とても断れない心情。
家が広いことや、地位が高いことや、お金があることでは、埋めきれない何かが、人生の下り坂にさしかかったときに見えてくるのかもしれない。それでもぜひ、お元気に。
てなことをしていたら帰宅は24時過ぎになった。うー。