まち日記(旅と仕事と日々ごはん_時々走り)

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仙台へ


6時起き。洗濯機を回し、パンを買いに出かけがてらの散歩。
帰宅してあさごはん、掃除、荷造り。


東京駅で友人Mと待ち合せ、中華弁当を買い込んで新幹線に乗り込む。
仙台駅。被災して駅の構内も相当壊れた、という話を後日聞いたが、そんなこと全然気がつかなかったほど、普通の姿だった。


宿泊先ホテルに荷物を預けて駅ビルへ出かける。
普段は目的なく洋服を見て回ることもないが、地方都市に出かけると、ついつい洋服などを見てしまうよね、と、彼女も同じような行動パターンなのだと知って驚く。
結局何も買わなかったが…。


17時過ぎから、明日のボランティア活動についてのオリエンテーションがある。ボランティアセンターの方が来ていろいろ話してくださる。明日も天気が悪そうなので、屋外での活動となると、どうも持ってきた服だけでは足りなそうだ。
オリエンテーション後、駅前のユニクロにTシャツやら下着やらを買いに行くと、同じオリエンテーションを受けていた人たちがちらほら。皆同じような感想を持ったのだろう。


買い物してから夕食へ。仙台だから牛たんを食べないと。
駅からほど近いべこ政宗へ。ここでも同じオリエンテーション参加者の顔が。


牛たん塩と味噌、どちらもウマイ。タケノコ焼きとか、油揚げとかを食し、〆にスープチャーハンまで食べてしまった。


 


ことほど左様に、仙台駅周辺は、ごくごく普通だ。少なくとも私が動きまわった範囲では、東京の賑わいとほとんど変わらない。倒壊した形跡があるとすれば、ホテルの中の一部で修復作業が行われていたくらい。
駅ビルにも、近くの商業ビルにも、ホテルにも飲食店にも、節電の雰囲気すらない。(この点大丈夫なのかと少し不思議に思わなくもないけど…)


出向いて消費することが支援になる、ということが本当なのだとしたら、そうすることを躊躇するような震災の悲惨さは、少なくも観光客が訪れるような場所にはほとんど見られない。


行って牛たん食いましょう、酒飲みましょう、そんなことで役立ったと感じてもらえるのなら。私にだって無理なく出来ることだもんね。