まち日記(旅と仕事と日々ごはん_時々走り)

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この年になっても知らなかったこと


朝、区の震災救援所訓練なるものが実施されるというので、夫と連れ立って行ってみる。

杉並第一小学校へ。いつも選挙に来るところだね。
受付を済ませると、体育館の中に入る。AEDを使っての救助の仕方、家にある物干し竿と毛布を使った担架の組み立てと搬送の練習、出血した人への三角巾を使った応急救護の仕方なんかを教わる。
いろいろ、へぇっ、ということばかり。人間はおおよそ1リットルの血液を失うと命の危険に瀕するのだと。血液は体重のおよそ8%。50キロの体重なら4キロが血液。このうち20%が失われると出血性ショックを起こす。800ミリリットルか。何にしてもペットボトル1本分が失われると相当まずいと思うべきなんだろうなあ。
えっ、じゃあ200ミリリットルの献血は大丈夫なのか。400ミリリットルの献血だってあるのに。うーむ、人間の体は微妙だ。


煙ハウス体験(ホントに前が全然見えない、怖いもんだ)、マンホールトイレがどんなふうに設置されていて、どう使うのか、大規模災害が起きても自治体が動き出せるのは3日後くらい、それまでは自力でなんとかしろという話などなど。


終わって、炊き出しの炊き込みご飯をもらって帰る。お気楽といえばお気楽のうちに入るような体験だったが、災害時の体制についても、人を救助することについても、私は何も知らなかったなぁ、特に、実体験は今までほとんど何もしてないなぁと実感。この年になっても知らないことはたっぷりある。


昼は近所でお好み焼き。

 

まだ夕焼けの時間でもないが、夕焼け市をひやかして帰路につく。


夕方から整体に出かける。まだ首が治りきらない。痛くて関節をまだ治せない状態。肩こり首こりが遠因ではと言われる。


夜は、サラダに残り物のきのこマリネ、炊き出しの炊き込みご飯にみそ汁。