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• Sankei Business i

読書、といっても本ではなくて新聞。鳴り物入りなのか、自分で騒いでいるだけなのか分からないが、それなり注目していた産経新聞の経済版。近所の駅のKIOSKでは1箇所あたり5部しかおいてないとの話で、昨日になってようやく手に入れた。
1箇所あたり5部というのもおよそヒドイ話で、TV広告まで打って、そんなに弱気かよ、というべきなのか、他社の妨害に遭ったか、それは不明。
結論から言うと、妨害にエネルギーを使ったアンタがバカでした、と言いたいほどのお粗末な出来。編集、レイアウト（ついでに流通も、かもしれない）のリソースは日本工業新聞のものを使っているようで、おつむの中身もそのレベル。締まりのないレイアウトに読みづらいくだらないどうでもいい、そのくせ量の少ない記事と、企業リリースを切り貼りしただけの大部分の記事。これを売り物にしては、姉妹にあたるサンケイリビングに失礼というものだ。
産経新聞の、確信犯的偏りから、若干は面白い展開があるんじゃないかと期待した私がバカでした。その昔、バブルの頃、女性向けの夕刊タブロイド紙が創刊して1週間程度でいきなり廃刊になったことがあったけれど（タイトルも忘れた）これに近い運命をたどるんじゃないかなぁ。
もちろん、あの日経とすら比較にもならない、日刊ゲンダイ夕刊フジにもクオリティで負けている。どうしてあんな中途半端なものになったのか、それが知りたいくらいだ。