まち日記(旅と仕事と日々ごはん_時々走り)

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ソウルから帰還

7時起き。午前中に買い物をすませてランチとそのあとの約束を...と考えて早めに動き始める。朝は1階のコンビニで買ったバナナ、オレンジジュース。

チェックアウトしてロッテデパートに向かう。...と、あっ、今日はデパートが休みじゃないの。仕方がないのでとりあえず免税店に行き、リピートを考えていた雪花秀を買う。この化粧品、免税店で売っているのに、その場で渡されてしまったので、カバンに入れて預けないといけなくなってしまった。うーん。
そのあとIsseiMiyakeの香水を1本買ったら、もうロッテでの買い物が終わってしまった。その間約10分足らず。


仕方がないので永豊文庫まで歩き、友人に頼まれていた辞書と、赤ちゃんが生まれた友人に韓国のおもちゃを買い求める。それでもまだ昼の約束まで時間がある。地下2階のスターバックスで30分ほど本を読んで過ごし、時間調整してから弘大入口駅まで2号線で移動。


昼は出版社会長と。また焼き肉に行こうとするのを押しとどめて、日式で刺身定食にした。とりとめもなくあれこれ話した中で、韓国でも、地位を成したような人の子息の中に、いろいろな理由で社会に適応できずに引きこもりがちになる例があるという話を聞いた。だんだん日本と韓国は似てくるようだ。


あいさつして別れ、次に約束していた人が近くまで車で迎えに来てくれる。
たぶん10年近いごぶさた。近場のカフェでコーヒーを飲みながらおしゃべりする。彼は、昼を一緒した出版社にかつて勤務していた人で、ソウルから車で1時間半ほど離れた江原道に引っ越して、今は粛々と自営で仕事しているようだ。会社を離れてみると、旧態然として、時代から取り残されているんじゃないかという風に見える、と言う。離れてみないと見えてこないことってある。

韓国は日本以上に離職率が高くて(数字は知らない、でもイメージ的には明らかにそうだ)かつての職場でやっていた仕事が儲かると思えば、辞めて同じ仕事を始める人も普通に多い。いちいち辞められる方の会社もそれを咎めたりしない。したらきりがないから。というわけで、出版社もずいぶんかつてのメンバーから追い上げられる状況にあるようだ。こうして、産業の構造が新陳代謝していくんだーという話なのかもしれない。


ホテルまで送ってもらい、荷物を引き取ろうとしたらロビーいっぱいにチェックインしようとしている人々が。えーと、どうも言葉の感じからいうとモンゴル人みたいだ。昨晩は東南アジア人がたくさんいたし、ど、どういうホテルなんだここは。


どうにか荷物を引き取って空港へ。フードコートでチャジャン麺とチャーハンの豪華セットを食す。B級な幸せ。

ソウルを出たのは20時過ぎ。羽田に着いて、荷物の引き取りに時間がかかり、自宅に着いたら12時半を回っている。読みかけのレディ・ジョーカーが大団円につき、ビールを飲みながら読破したら、1時半になってしまった。うわ、早く寝よう。