まち日記(旅と仕事と日々ごはん_時々走り)

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これでいいのかね、ML議論

いくつかのメーリングリストに登録している。相互におそらく関係はないのけど、同じような現象が起こっているというのは、いったいなにを意味するんだろうか。
ランダムに思いつくままに書くと

  1. 議論がどんどんねじれ、論点がずれていく
  2. ずれた論点を戻そうとする動きに対し、とても実世界では聞くに耐えないような悪態をついてそれを意図的にせよ無意識しせよひどく妨害する動きがある
  3. どう考えても精神的に正常ではない人物が乱入してくる

私思うに、やっぱり実世界とネットの世界ってのは、相当にいろんなことが違っているみたいだ。たとえば

  1. 実世界では、ものを考えたり分析したりするレベルがひどくかけ離れた人同士はあまり交流もなく、意見やものの考え方、知などの交換もある程度同質の者同士で行われていることが多いが、ネット上では垣根のようなものがないので、ものの考え方や議論のマナーの上でまったくかけ離れた同士が、たまたま「翻訳」や「在日」やらのキーワードでくくられて同じ場に存在できてしまう
  2. 実世界では本人を前にしていえないようなことも、ネット上では言い逃げが許されるので、悪態がエスカレートしてしまいがちなのではないか
  3. 実世界では精神異常の人はあるていど視覚で識別できるが、ネット上では結局文字情報だけなので識別に時間がかかるような気がする

空間の制約を超えて交流できるという楽しみをネットは与えてくれたけれど、垣根がないがために、主に議論の目的達成のためにはレベルに見合わない人を識別排除する手間がかなり膨大になるようにも思う。

議論のテーブルへの着き方も知らない人と議論しようと努力するのは砂漠に水をまくように不毛なことのような感じがする。実世界では、まだそれほど多くないと思うのだが。