感慨無量で、なかなか文字にできなかったほど嬉しい阪神タイガース優勝。星野監督の記者会見での言葉の中に、「こんなに貯金たまって大丈夫だろうか」というのがあったが、長い阪神ファンなら、同じような思いをしたんではなかろうか。
マジックが点灯し、一ケタ台に入っても、心配で心配で、誰だったかしら、掲示板か日記に、「マジック消滅！大逆転負け、歴史に残る珍事！」という字が頭にちらついて離れない、と書いていたが、私も大きくうなづいた。優勝するまで安心できなかった。しんどかった。ホンマよ。
人間、年をとるといろんなことが符合のように思えてくるが、私の場合も、人生タイガースとともに歩んでいるのだと勝手に決め付けることにした。タイガース優勝の年は私にとっても節目の年。自分が生まれた年、弟が生まれた年、社会人になった年、そして、今年はどんな節目の年になるんだろう。いやそれにしても、過去4度しか優勝してないと、なんとでも言われてしまうわなぁ。
ともかく、うれしい。15日大阪に行っていた甲斐があったというもんだ。スポーツ新聞5紙セットを迷わず買い込んで新幹線に乗り込む幸せ。あぁ、川に飛び込みたかった。
