まち日記(旅と仕事と日々ごはん_時々走り)

ダイアリーから移行しました

西荻・異次元空間

昼までの用事を済ませて、八重洲エクセルシオールカフェで資料読み。席の右隣には、就活中の若い院卒20代男子。どうも苦戦しているようで、携帯で延々と友人らしき相手にから元気を振りまいている。がんばれ。席の左隣には、高村薫の小説に出てきそうなほど平凡なカップルが読書論で盛り上がる。あぁ、ここはまぎれもなく世間の縮図だな、と感じる。

眠い目をこすりながら、発表されたばかりの米国核体制見直し(NPR)の外国人プレスカンファレンスのスクリプトを読む。どの国もNPRで我が国の安全(保障)はどうなるんかぃ、が最も気になるみたい。この場で聞かれても困りますな、みたいな質問を投げかけるKYな国民というのも、私が心の中にしまって口に出さない某国民なんだなぁということが確認できて面白かった。

帰宅して荷物を置いて再度外出。19時半に夫と西荻窪駅で待ち合わせて、三ツ矢酒店で酒を買い、自宅まで夜のウォーキング。昼間もそうだが、西荻って、間違いなく閑静な住宅街で、そのあいだあいだに、昭和のまま、みたいな食べ物やとか、小間物屋とかが出現する。道も区画整理がそれほど徹底されていないので、曲がりくねって不思議な感じ。夢で昔見たような通りとか、景色、とかが目の前に頻繁に現れる感じで実に不思議な異次元空間みたい。

環八に出てからはすっかり現実味となじみのある風景に変わった。1時間弱のウォーキングは土曜の夜にちょうどいい。

今晩は少し遅めの夕食を自宅で。らでぃっしゅで買った鶏の水だきセット。暑苦しいといえば暑苦しいが、これ以上暑苦しくならないうちに食べてしまおう。レタスがいい味わい。