まち日記(旅と仕事と日々ごはん_時々走り)

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53歳

大学院を出てからも、時々連絡を取っては、いろいろ励ましてもらったり、専門家を紹介してもらったり、時には翻訳をお手伝いしてあげたりと、細々と交流していた先生が、亡くなった。53歳。若すぎる。
仕事を抜け出して告別式に出かけることにした。去年、やはり大学院で一緒に学んだり議論したりして楽しくすごした先輩が、60歳過ぎで亡くなったときに、どうしても都合がつかずに通夜にも告別式にも行けなくて、なんかそういうのって人間としてだめだよなぁ私、って思ってひっかかり続けていたから。行っておいてよかった。本当に優しくて、いい人だった。先生つかまえていい人っていうのもどうかとは思うけど、ほかにあまり思いつかないよね。書斎で少しファイルを整理していたら、先生と2、3年前にやり取りしたときのファイルが出てきたよ。あーあ、あれきりになったんだな..。もっと、会うべき人とはちゃんと会っておかないといけないものなのかもしれない。