ようやく企画書の完成が見えてきた。ボスが、全然まったく急がないというか、まだ輪郭も見えない案件のほうの企画書はまだできないのかとあおってくる。前後のスケジュールの進み具合を考えると、優先順位は低いので、正直うっとうしくて殴ったろかというほど頭に来たが、考えてみれば、他人の頭の中に入っている情報の構造というのは自分のそれとは当然異なるわけで、私がものすごく急いでいる案件は彼にとっては、そういえばそんなこともあったかなぁという程度の場所しか占めていない。しつこく、かつ簡略に、今手がけている案件の進捗を報告していくしか手段はないのだろうなぁ。
私は、なんにつけ、この、可視化（耳できくと、カシカってなんだかわからないからなのか、最近では見える化とかいうらしいが、これもこれでどんなもんだろうか）が弱いような気がする。少なくとも抱え込み癖は、かなり改善はしたものの、なんとしても早いうちに完全修正しないといけない部分だなぁと思う。
そして、自分の立ち位置も、決めるのは結局自分自身の態度にかかっているなぁとこのところ思っている。スタッフと同じような仕事の仕方をしていては、そのうち自分もスタッフマインドに染まってしまうなぁと思う。だって、スタッフ的なことをやっているのって、正直精神的にラクチンだもの。
しかし、仲間ではあるけれども、機能は異なる、という姿勢を明確に出さない限り、兵隊だけで統率官不在のチームになってしまう。こういうのはなんとしてもまずい。プレイングマネージャーという選択肢もあるのかもしれないが、それとて、常にプレイ側にいるようではダメだ。
リーダーの器を試されているのだな、と自分で勝手に目標を設定して、しばらくは行動することにしよう。
