確かに酒でも飲んで少しばかり夫に愚痴りたいことがなかったわけではなくて、21時過ぎまで仕事してから地元に戻り、旬粋のカウンターでやけ酒ごっこを繰り広げてみた。
出し巻き卵、千枚漬け、ほたての魚醤焼きを頼んで、ビールのあと日本酒へ。広島の誠鏡は、軽いふくらみがあって美味しい。
やけ酒のつもりだったので、いつもと少し違う飲み方をしてみないと、ということで、普段はちびちびと飲む日本酒を、三口で飲んで、さらに夫の頼んだ酒も少し分けてもらうほど飲んだ。うわー、目が回るー。
帰り道、歩いて5分の間、なぜか日本語と韓国語まじりで愚痴り続ける私。家に帰ったらそのままバタリ、で終わればよかったのに、一眠りしたら猛烈な吐き気に襲われた。結局午前3時頃まで横になったりトイレにこもったりして七転八倒に苦しんだ。これもやけ酒ごっこのうちよ、と思えばなんてこともないんですが、体力的に疲れますな。精神的にも必ずしも期待していたほどスッキリしたわけでもない。
やっぱ、むしろ普通にメシ食って土曜は早起きして自分の好きなことをしたほうがいいのかもな。でも、ちょっと久しぶりに変わった体験で新鮮だった。夫は酔っ払いには大変に寛大かつ手馴れた人だということもよくわかったし。あ、もちろんあきれつつも心配してくれていたみたいだし。
