まち日記(旅と仕事と日々ごはん_時々走り)

ダイアリーから移行しました

天下り的な世界

仕事で夕方から某社団法人に出かけた。付属の資料室では、いかにも天下りというか不本意ながら送り込まれちゃった系の初老の男性が無駄話を続けている。こういう人にも、社団法人から給料とかいうものが払われているのだろうか。なんというかなぁ、こういう部分の無駄遣いは、別に役人の世界に限らず、民間企業だって関係会社や子会社や取引先にどんどん人を送り出しているので、構造的には同じなんだな。ちゃんと働いているときにちゃんと報いてあげればいいのに、中途半端にしか報酬で報いないから、いつまでもいつまでも、自分が属していた会社よりも格下だと自分らが思っている会社や団体に寄生して、本来もらえるべきだった報酬を受け取ったと本人が納得するまで、その寄生を続けることになる。本人もかわいそうだが、社会全体も十分にかわいそうだ。へたな平等を形式だけ維持しようとするからこういうところにひずみが出るんだよなあと思う。