JALのサンパウロ便は満席。なんでも、日本の製造業の不景気で職を失った日系ブラジル人の帰国ラッシュらしい。せつない。せつない上に、席がいっぱいでつらい。「チェンジリング」なんぞを見たり、本を読んだり、寝たり、食ったりしているうちにニューヨークに着く。一回入国してまた出国して飛行機に乗りなおす。ほとんどニューヨークで降りた人がいないようで、やっぱり帰国ラッシュなのかなぁ。
朝7時半頃にようやくサンパウロ着。暑。しかもイミグレーションは長蛇の列。ようやく外に出ると、紹介してもらったレンタカーのおじさんがにこにこと待機していてくれた。ホテルに着くと、もう11時頃。横になる時間もあまりないままに昼ごはんを食べに。すごい量の大胆中華だが、機内食には飽き飽きしていたので、野菜が美味しい。美味しいけど、こんなに食べていていいのか私たちは。
午後遅い時間にアポ1件。なんだか頭が若干ぼーっとしますが、受け入れ側も私たちのような便で来る客を受け入れ慣れているようで、うまく話が進んだ。よかった。さすがにぐったりしたので、夕食はホテルで。サラダにパスタ。野菜がとにかくしゃっきりしていて美味しい。食べ物が口に合うのでどことなくほっとする。明日は大事をとって午前はあけてあったが、部屋に戻ると、ひえーっ、とても大変なメールが来ていて、対応していたらほとんど朝4時頃になってしまった。この出張、大丈夫なんだろうか。不安になってきた。
