まち日記(旅と仕事と日々ごはん_時々走り)

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コンビニの値引き

セブンイレブン排除命令、のニュース。弁当の値引き販売を制限していたことに対してのもの。

数年前、コンビニのオーナーフランチャイジーの人の話を聞いたことがある。それがセブンイレブンなのかどうかは、わからない。印象では、なんか違う感じだった。
彼の加盟しているチェーンでは、弁当の廃棄率を本部に報告する。廃棄率がゼロに近くなると、機会損失があったとして、もっと仕入れるように指導されるのだという。仕方なく、5%程度が売れ残って廃棄されるような量を仕入れ、毎日5%分を自己負担で廃棄しているのだという。なんだその横暴は、と思った記憶が鮮明にある。きっちり需要を見込んで仕入れれば、数字だけを見る本部は機会損失だと言い立て、過剰仕入れを要求する。こんなことがあっていいのかねぇ。
値引き販売がダメ、ブランドイメージが...って、コンビニに、その中でも今話題になっているコンビニ弁当に、ブランドイメージなんてないでしょう。そんな、ないものを守るんだと言っていること自体がビックリである。セブンの弁当だから買うんじゃない、コンビニエンスな場所で弁当を売っているから買うだけだ。どこかのチェーンの弁当のファン、なんて聞いたこともない。だいたい、弁当のメニューなんてころころどんどん変わっていくわけだから、ロイヤリティなんて持てるはずがない。定番品なんてないんだから。ノーブランドの買い回り品でしょう、コンビニ弁当は。