日曜の夜、体育館の帰り道、傘をさして歩いていたら、後ろから若い男に声をかけられた。「ぼくと遊びませんかぁ」「お金ならあります」って、テメーいったいなんなんだ。私だって昼間の吉祥寺の広い通りでそう声をかけられたならナンパか〜アタシも捨てたもんじゃないな、てなものだが、どう贔屓目に考えても、後姿から見て、女性であると識別できた時点で声をかけているだけで、しかもなんだか不気味。精神的に異常だという感じはしなかったものの、若いのに暗い道でオバハンかどうか確認もせずに声かけて、しかも「お金ならあります」かなんか言っちゃって、気持ち悪いやら情けないやら頭に来るやら、急に豹変したらどうしようと不安やらでいそがしいったらない。なにをやっとんじゃ。健全に同年代の女の子を堂々と口説けや。そうでなければ吉祥寺にはいくらだって風俗の店があるぞ、そこに行けアホ。
