まち日記(旅と仕事と日々ごはん_時々走り)

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「有能な人」考など


本日若干刺激的な日。人間関係が濃いかった日と言い換えてもいいかなぁ。

  • 有能な人

おぉこの人はすごい、と思えるような有能な人には意識的に会わないといかんなと実感した。
出張土産を頂戴することを口実に客先を訪問し、出張の内容を聞く。短時間に回った客先の豪華顔ぶれ、そのために準備したというプレゼン資料の充実度に驚く。自分を引っ張りあげてくれるような人物から刺激を受ける必要をひしひしと感じつつ帰宅。

  • 生徒

生徒は先生に知識だけでなく、人間としての品位まで求めているのだなと実感した。
専門学校の生徒と、立ち話をしていてふと本音がもれた。もらした本人が散々後悔したらしく、夜の時間まで電話を何度もかけてきていた。もちろん自分にも心当たりがないではないが、生徒というものは、先生に人格者であることまでを求めていることを知る。先生は忍耐強く、生徒が夢に近づくための支援者と自らを認識し、生徒ならではの弱さも理解してやらねばならないようだ。
そして、もちろん、人間同士なのだから、相性というものもあるんだということも、改めて。

  • とても、とても普通の人

すごい人に会うことばかり考えていると人間それはそれでちょっと調子が狂ってしまうもので、とても、とても普通の人と接する時間も忘れてはいけないなと実感した。
ちょっとした仕事をきっかけに知り合った鋳物工場の社長とのお付き合いが、たぶん4年くらいになる。社長だから普通じゃないといえば普通じゃないのかもしれないが、自分のうちも自営業というせいか、結構普通に見えてしまう。この、普通の人が、普通の頭で勉強し、海外に取引先を求め、株をやり、不動産をやり、という姿、見ておかないと世間からかけ離れた人間になってしまいかねないなと感じる。
この方、ある意味、かなり典型的善良なる日本人だと思っているので。

  • ボケサラリーマン

どうもボケサラリーマンへの評価が厳しいな私は。ボケは死ぬまで治らないのだろうか。
帰宅するとファクスが来ていて、昨年直で通訳の仕事を受けたクライアントの担当課長からの連絡。昨年も1日の報酬を3万円程度に抑えようとしたり、翻訳は直訳でいいとしゃあしゃあとぬかしたりとオトボケ振りをかましてくれた会社だが、企業体質とでも言うものは少しも変わっていないらしい。
「生徒さんで通訳の出来る人を紹介してください。連絡お待ちしています」って、何を考えているのか。

ボケサラリーマンの最もいけない点は、いまだに情報を無料だと思っていることだ。いまは情報時代でっせオッサン。なんで私が、無料で情報を与えるために「連絡」までしてやらんといかんのか。


そういうボケはまぁ勝手に路頭に迷いなさい。連絡してきた暁には「ワタクシを通訳紹介エージェントとしてアサイン頂けるということですね、ありがとうございます。それでは早速候補となる者を紹介させて頂きます。手数料として通訳報酬の40%を承りますのでよろしくお願いいたしますね」と言ってやろう。


でもなー、それでもな〜んも気がつかないアホはそのまんまなんだわな。相手にするのもアホラシイわ。