まち日記(旅と仕事と日々ごはん_時々走り)

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ソウルの気まますぎる休日


昨日の日記に書き忘れたのでホテルの部屋。ビジネスホテルなんだね。


 


7時前に起きる。昨日聞いた仕事関係の話は早めにメモにしておこう。8時前に朝を何か食べなくちゃと外出。


このあたりはオフィス街なので、土曜の朝はどこもほとんどあいてない。初動が若干早すぎた感じ。それにしても道も広々、ビルも高い。こういう場所を歩いていると、なんだか自分が何者でもないような、それでいて、まだ自分が何者にでもなれそうな気がしてくる。


 


ようやくまあ入ってもいいかなというカフェが見つかったので、サンドイッチとカプチーノで朝食。



ほとんど他に客もいないので自分の家のようにゆっくりしてしまった。ホテルに戻って少し仕事のメールなどをやっつけていると電話。昨日電話してもつながらなかった、以前の教え子。電話が行き違っていたみたいだ。とりあえず夕方から会う約束にして外出。


昼を一緒する某会長のオフィスに行く。創業者の彼は土曜でも会社にやって来る。しかし、二代目の息子はそうではない、と軽く嘆く。
昼はカルビ。やっぱり人をもてなすのは肉なんだろうかなぁ。肉とテンジャンチゲと冷麺まで食べてしまった。うぐぐ。


 

 


その後、免税店へ。狙っていたお目当てのアクセサリーがあったのでこれを買ったらすべての気が済んでしまった。それでなくても免税店、ルイヴィトンとプラダの前は入場制限つきの行列。何ごとかと思ったが、どうも国慶節の長い休みの中国人観光客の模様。なにしろ金持ちが1億人くらいはいるらしいので、この混雑も当然のことかも。日本旅行はおそらく敬遠されているだろうし。


街で少し化粧品屋をのぞいたり雑貨を覗いたりしたが、すぐに飽きてしまい、夕方の待ち合わせの場所に早めに移動してしまった。仕方がないので本でも読もう。


待ち合わせにやってきた教え子は、以前に比べるとずいぶんスリムになって肌もきれいになった。聞くとどうも皮膚レーザーで吹き出物跡を治療?しているらしい。おぉーこんなにきれいに治るものなのかと結構驚く。これは整形とかというよりはエステの一種なんだろうね。
彼女とお茶を飲んでおやつまで頼んでしばらくおしゃべり。すごい量のワッフル!



もう彼女もベテランの同時通訳さんになった。日本の地震後、ずいぶん通訳の仕事が減って大変だったようだ。今は日本語を教えながら通訳もやっているという状況らしい。以前からと変わらずいい子だ。


昨日から朝以外はずっと誰かと食事しているので、夜くらいは一人で食べよう。当初はカルククスを考えていたのだが、場所的にもうカルククスの店には行けない。ので、ホテル近所でソルロンタンにする。



ベタな韓国のテレビドラマなどを見ながらソルロンタンを食べるというのはある意味至福だ。もう、日々の細かいことなんてどーでもいいじゃない、という気分になぜかなってくる。いいじゃない、今が楽しかったら、と思えてしまうのはなぜだろうか。
明日はもう帰国。ほんの短い旅だが、なんというか、本当に日本国内に旅するのとほとんど変わらない感覚。なんといっても近いし。