まち日記(旅と仕事と日々ごはん_時々走り)

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R25に学ぶ?正しく学んでくれよ頼むから

たまにはBlogらしく、こんな記事はどう?

フリーペーパー「R25」に学ぶこと
http://premium.nikkeibp.co.jp/bits/bits_column/column_d25_01.shtml

R25武富士のティッシュのように、あらゆるサラリーマン・サラリーウーマン層に持ち帰られていることがそんなに珍しいのか。またはねたましいのか日経(BP)。だったら潔くティッシュに複数スポンサーの広告を掲載するビジネスでも始めることじゃないのかなー。広告営業のリソースはおそらくあり余っているのだろうから、簡単なんじゃなかろうか。
まぁ、ティッシュビジネスは冗談としても、R25に踊らされすぎの似非分析家、メディア報道が目についてそのたびにアホかと思う。ちなみに上記記事にある、日経ビジネスへの無料誌のバンドルはすでに行われているわけで、チャレンジングでも目新しくもなんもない。
フリーペーパーはターゲットが絞られるから広告効果が高まりやすい、なんてしたり顔でテレビで語っていた人もいて驚いた。誰だか忘れたけど。フリーペーパーが、じゃなくて、R25が、でしょうが、少なくとも何か言うなら。雑誌ビジネスというのはそもそもターゲットを絞り込み、そのターゲットに向けた広告を打ちたいスポンサーを客にして成り立っているビジネスであって、フリーか否かはもともと関係ない。むしろフリーペーパーであるだけに、誰でも気軽に持ち帰ってしまい、狙ったターゲットにリーチしないことだってありうる。うちのりそ夫は43歳だというのに、たまにR25を持ち帰ってくる。通勤で読み捨てるのにちょうどいいから手に取るだけで、いっそ捨ててくればいいのにと思う。だって読み捨てるだけの中身しかない。
R25が家庭や職場に一定期間留め置かれて、回読されるようなものとなるかどうかが、金を出すほうの客、つまりスポンサーにとってのひとつのポイントだと思う。
R25の登場で、おそらくスポーツ新聞や週刊誌の販売はそれなり影響を受けていると思う。それなり影響を受けたメディアは、自らが発行してきたものは、限りなくゼロ円に近い価値しか提供できていなかったんだなと気づく、そのあたりがR25の登場の意義なんじゃないだろうか。