昨日のうちに上海から広州に移動。省政府の連中と話し、民間企業を訪問し、マッサージに行ってから日本食レストランでメシ。10時過ぎにホテルに戻るもあまり眠くないので調子にのってたまったメールに返事をしたり資料を読んだりしていたら3時になってしまった。ということで今はアサメシの飲茶の約束をしている人をホテルで待機中だが眠い眠い。
省政府の連中といい、民間企業の連中といい、日本の自治体、日本の基幹産業の企業トップが、これほど率直ならどんなによかろうとも思う。
その一方で、中国は市場経済国だ、と主張しつつも自らの都合に合わせて共産党、中央政府の経済政策が絶対、というジェスチャーを見せ、それを隠れ蓑のようにして、蓑の後ろから、冷徹な目で他国の経済進展振りを観察していることを感じる。
中国という国は、経済の実体も、経済政策的にも近いうちに四分割だという確信に近いものが沸く。4つに分かれてもそのうちの一つは日本よりはるかに大きい。マクロな勢い、現状の姿はともかく、すでにものの見方では日本の上を行く企業・政策マンも少なくないのかな、と思わされるところも実に多いということになる。
今日もこれから東莞に向かう。資料で字面を読んでいるのと、実際に話してみるのでは伝わってくるものがかなり異なる。
しかーし、このナローバンドはどうにかならぬのか。けさからメールが取れない。ようやくMSNへの転送メールを読んでいる始末。広州、がんばれよっ。
