まち日記(旅と仕事と日々ごはん_時々走り)

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遠眼鏡で見る日本

私は結構、物事に感化されやすかったり、環境に順応しやすかったりするので、1週間も日本を離れていると、すでにして日本を見る目がちょと厳しくなったりする。ホテルに毎日新聞のファクス版みたいのが置いてあったので、朝メシ中にちら読みしていたのだが、なんでしょうか、その、日銀次期総裁の人事でもめているってのは。では、横槍を入れている人たちに代案があるかというとそれも新聞を眺める限り全然よくわからないし、だいたい、どの人になると、日銀の金融政策がこれからどうなるのかもちっともわからない。日銀総裁を選ぶのはたぶん国民ではなくて国民の負託を受けた誰かなんだろうけど、国民としてはなんだかちっともよくわからなくて、何を争点にしているのかい、と聞きたい。いったいこんなことしてて、日本の経済はしっかりするんかい、とも聞きたい。こんなことで時間をつぶしている政治家ってなんなんでしょう。そうやって何事かを空回りさせて得るものってなんなのでしょうか。そんな政治家を選んだのは国民ですかそうですか、っていうことはあるけど、それを言ってはすべてのことがみもふたもなくて、あんなバカな騒ぎ方をしている時点で、プリンシパルである国民の一人として、関係者全員を解任したいような気持ちですが。政治家というか、議員って、つまり、国民のエージェントでしょう?ちゃんとやってよ。