まち日記(旅と仕事と日々ごはん_時々走り)

ダイアリーから移行しました

結局、こんな感じで過ごすのか

春以降ここまでの人材の激しい入れ替わりで、すっかり混乱した職場もようやく落ち着いてきた。前線仕事のマネジメントの大部分が自分のところに集中している現状は、早いうちに再度分散させるべきなのか、このまま維持してその分の報酬を要求すべきなのかは自分の中でも議論が分かれるところだが、ともあれ、判断、アドバイス、指導の仕事と、自分が考えながらこなす仕事とが錯綜しながら時間が経過していく。

朝から、顧客との契約内容変更のために顧客に電話して相談して情報を整理して出してから、別件のパートナー先との新規の業務委託の条件交渉を電話で最終的に詰めて再度の見積りを依頼し、部下が準備している新規入札の損益見込みの相談を聞いている間に、メールで新規の小口注文が入る。注文のさばき方を部下に説明し、別の部下から昨日のうちに上がってきていた小タスクをチェックして次のプロセスの指示。先般原稿チェックを頼まれた件も、あれからどうなったのかなと思っていたらあまり良い方向に進んでいないようで、しっかりせよとエールのメールを送る。さて、ようやく自分の仕事に手をつける。そろそろ本格的に取りかからないといけないヒアリング調査の質問項目の整理とヒアリング先のリストアップ。正直このあたりのことも、部下に振りたいところだが、こういうことができる部下がいない。こういう状況は問題だよなと思いつつも資料をひっくり返しながら手持ちの情報を整理して質問項目を検討していく。そうこうしている間に昼になる。弁当食って、また資料に戻る。資料を読み込んで情報を整理するうちに、午前中に頼んでおいた契約関係の話がメールで回答されてくる。いずれもうまく落としどころに落ちていくので本当によかった。あとは書類さばきだけなので、部下が自発的に動いてくれるといいが、そういうタイプでもないので、指示出ししておかないと前に進まない。あぁ面倒な。と、また新しい見積りの連絡。今日は商売繁盛だ。対応可能かどうかを1週間で検討する必要が。複数の調達先への問い合わせ、作業プロセスの組み立て、内部の人繰りなどかなり広範囲に検討しないといけない。でもまぁまだ問い合わせの段階だから、あんまり詰めても仕方がないよ、というあたりを部下に指示出しして調達先に連絡を取らせる。5時で帰宅する彼女はいつもとてもよくやってくれるのだけど、なんといっても5時で帰るのが痛い。案の定彼女が帰った後で、調達先の方から連絡が来て、結局1から10まで私が説明して相談するはめに。そうこうしているうちに、金曜のヒアリングに同行する新しい仲間への資料送達がまだ中途半端なままだったなぁということに気がつく。あぁ明日資料を送ってやらないとなぁ...とか考えていると、自分が抱え込んでいるプロジェクトの一部分を唐突に任せようとするヤツからの指示が来る。こういうのを部下に1から説明するのはこれも私の仕事かいな。幸いに理解の早い部下で本当に助かっているが。あ、そういえば昨日、中途半端で投げ出した感じで使える状態になっていない企画書を仕上げておけという無茶な指示も来てたんだっけ。こういうのが一番本当は困るんだよ。今の布陣を見回しても、誰にも振れない仕事。まぁなんとかなるわいと積みあがったタスクの下のほうに、とりあえず押し込んでおく。12月の中国出張のヘルプの検討をお願いしている仲間からうれしいメールが届いていたが、なかなか返事を書く時間がまとまって取れない。ごめんよ。とか思っていると、韓国から、提案中のプロジェクトが一歩前に進んだ、そのうち顧客からこちらに連絡が入るからよろしくとかいう電話が入る。え、それってもっと先のことじゃなかったのかい、まぁ、いいけど。そんなこんななことをしていると、こうしていつしか20時、21時ということになる。うーん、仕事を取りに行く作業と、契約条件を詰めていく仕事と、とった仕事を高いクオリティに作り上げていく仕事と、全部が同時並行に複数で進行しているのだなと、こう書いてみて改めてわかる。もっと部下に振ることのできる仕事はないのか。説明するのは時間がかかることだが、説明しない限りずっと自分が抱えることになる。でもなぁ、見直してみても、当面あんまり振れる仕事もないみたいだけど、どうなんだ自分。