まち日記(旅と仕事と日々ごはん_時々走り)

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長い1日

昨日で大部分の仕事は終わり。7時に起きてラウンジでさっと朝食をとり、部屋に戻って荷造りしながら日本に残してきた仕事のフォローメールを出す。チェックアウトして、帰国前にアーユルベーダに挑戦すべく、街の中心にあるホテルに向かう。初めてだから、ということと、このあと飛行機に乗るということで、本格的なものよりは、ホテルのスパがいい、と、インド在住の友人に勧められたので、アドバイスに従った。
シャワーとスチームバスをすませてから施術。いきなり頭のてっぺんからオイルをかけてヘッドマッサージから。その後、背中、表の順に、オイルをたっぷりふりかけてソフトマッサージ。大変気持ちが良い。良いんだが、裸で足ふみされるというのもなかなか渋い光景だと思う。最後にハーブ成分のスクラブを塗りたくってタオル蒸し。シャワーで洗い流し、ハーブティーを1杯。はぁ、極楽のひととき。
ランチにインド在住の友人を誘って和食。普通においしい。駐在員か出張者か、といったところの日本人の姿がちらほら見える。700ルピーでランチが食べられるのだから、まぁ、よしとしなくては。店の入口に麻生首相の写真が飾ってあったよ。
午後、最後にデリーの主のような方に時間を作ってもらって1時間ほどレクを受ける。この人の話、いつも劇的に面白くて元気がでるんだよね。もっと考えすぎずにいろんなことに突っ込んでいこうよ、的な。ありがとうございましたー。
あとは帰国するだけ。早々にルピーを使い切ってしまった私たち、コーヒーを飲みたくて、スタンド式のコーヒーショップでクレジットカードを差し出すが、受け付けていないという。うーむ、と、残念な顔をしていたら、なんと、インド人の彼は二人に1杯ずつのコーヒーをサービスしてくれた。ありがとう!この鷹揚さに感動。
とてもいい気分で飛行機に乗り込む。前回よりはずっとデリーになじんだ私。日本人としてはなかなかに生活したり仕事したりするのが大変だと思うところはあるけど、ビジネスチャンスの地であることもまた、きっと真実なんだろう。キレイで、日本と変わらないようになってしまった頃には、もうチャンスは限られるところにしか残っていないだろう。自分をどういうところに立たせるか、悩ましいところだなぁ。