まち日記(旅と仕事と日々ごはん_時々走り)

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ベタな商社マンとの再会

約10年ぶりに中南米に行くことになりそうなので、この数日、旧知の人々に連絡を取って最近の中南米の様子を聞きまわっている。と、今日ならあいてる、話し聞こうか?と言ってくれた人がいたので、急きょオフィス仕事を早々に切り上げて待ち合わせ。
彼とも10年以上会ってないのでお互いに人相が変わっていて認知不能ではなかろうかと危惧したが、同級会と同じで、意外とすぐに認知できた。
一緒に仕事していた当時、新人の2〜3年目だった生意気盛りの私とずいぶん衝突もしたし、ずいぶん仲良くもした人だ。メーカーの私と商社の彼。あぁもう今だと本当に穴があったら入りたいほど、生意気で世間知らずなことを商社の人々には言ったりしたり、してきた気がするので、当時はすまんかったと謝ったらすっきりした。
彼は彼で、そういったことはぐっと呑み込んで、いろいろ最近の事情を教えてくれた。今はもうその商社を辞めて中小企業、いや、零細企業で国際部長をやっているという苦労話もおもしろおかしく語ってくれた。50代も半ばを過ぎると、自分の職業人人生をどう締めくくるのか、いや、全人格としてどう人生を締めくくっていくのか、考えるものなんだなぁと思いながら、シャベリンな商社マンの話につきあう。世にサービス業は多くあるが、海外勤務の商社マンというのも、結構究極のサービス業だなぁと、当時の裏話を聞いていて改めて思う。ちなみにメシは四谷の八千代鮨でざっとつまんでから、同じ通りのスペインバーでハモンセラーノにvino tinto。あぁ私にしては少し飲み過ぎた。