まち日記(旅と仕事と日々ごはん_時々走り)

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湯田中温泉へ

できれば雪の見られる地方にちょっと旅に出たくなった。と、2週間ほど前に夫につぶやいたら、温泉に行こう、となった。長野新幹線に乗って長野まで。そこから長野電鉄で終点の湯田中まで。

長野駅で1時間ほど待ち合わせ時間があったので、駅前の戸隠そばでせいろをすする。外観はどう見ても駅そばなのに、とても旨い。
長野電鉄は昔の小田急ロマンスカーの払い下げ。展望席に座ると、雪景色が眼前に広がる。なんと美しい風景。

と、問題はこの電車、なぜかお手洗いがない。準備不足?の夫は須坂で途中下車。私ひとり一足先に湯田中駅に到着してしまう。
ホテルのチェックインもそういうわけで一人。雪国一人旅は怪しいでしょうか。そうよねぇ、ネットで予約して、2名と言っていながら、着いたのは一人。
部屋にはこたつが完備されている。だらだら過ごすには最高の環境だ。

そのうちに、ようやく夫が到着。
貸切露天風呂でスパークリングワインを飲んで極楽になる。これほどゆっくり何度もお湯につかって、風にあたって、ワインまで飲んで、なんて初めてじゃないだろうか。外は相当寒いので、長く風呂につかっていても湯あたりしないし。湯船は陶器の湯船とヒノキの湯船がふたつ。たっぷりしたお湯で贅沢な気分この上なし。

その後食事。量もちょうどよくていい感じ。
献立はこんなかんじ。

  • 食前酒:ブルーベリーサワー
  • 先付:黒胡麻豆腐
  • 前菜:わかさぎ南蛮漬けと自家製ミートローフ
  • 吸物代り:牛乳と信州味噌のスープ
  • 造里:信州サーモンと鯛のお造り
  • 肉料理:信州牛のステーキ、蓮根、蒟蒻、エリンギ、玉ねぎ、粗塩、ステーキソース
  • 煮物:津南ポークと海老芋、青味、銀杏
  • 蒸物:甘鯛のかぶら蒸し
  • 留椀:赤だし
  • 食事:鶏ときのこの炊き込みご飯
  • 香のもの
  • デザート:自家製豆乳プリンとアイスクリームのパフェ



ごちそうさまでした。美味しかった。特に牛乳と信州味噌のスープ。信州牛も大変良い肉で、霜降り肉があまり得意でない私には、あのくらいのごく少なめの量がちょうどよかった。

ごはん食べてから今度は大浴場へ。これまた広々とした湯船で気持ちいい。

早め就寝。最近は温泉っていうと早め就寝が常になってしまったかんじだ、よ。