今日から新年度。失業者生活を満喫している。世の生真面目な人たちに少し申し訳ない。
昼過ぎからハロワで雇用保険受給者説明会。会場は老若男女でいっぱいである。本当に、様々。2時間が退屈である、とか書くと失業保険を受給できなくなるのかなあ。まあ、参加することに意義がある説明会だった、と言っておく。
16時15分からの映画を見るために急ぎ渋谷に移動。これぞ失業者の醍醐味。
久しぶりの劇場での映画。前回は確かハゲタカだった。
映画評論家から評価が高い「息もできない」。
平日16時15分からの上映だというのに、館内は8割の入り。なかなか大変な人気。
冒頭からの暴力シーン、主人公の乏しいボキャブラリー、こういう映画を好んでみる日本人がこんなに多いことにそもそも軽く驚いた。韓流ドラマとはまったく色彩が異なるのに。
女子高生の軽妙なセリフがいい。というか主人公の乏しいボキャブラリーの大部分がチンピラ言葉で、ほとんど聞き取れない自分ももどかしいが、しかたない。
漢江のシーンがワタシ的にはツボにはまるクライマックス。結末は予想していた通りだったが、それでも、よかった。韓国映画はこれほど救いのないものでなくちゃいかんですよ。
映画館を出て、旧職場の連中と送別会と称する女子飲み。青山えびす堂。
送別にタジン鍋をもらった。週末早速使おう。
