まち日記(旅と仕事と日々ごはん_時々走り)

ダイアリーから移行しました

知らないうちに友人だった人と

午前中に計画していた通りの勉強をすませて、強風の中を友人の職場までランチを一緒しに出かける。
飯田橋界隈。目白通りは食べ物屋がたくさん並んでいて楽しい。結局路地裏のイタリアンでご飯を食べながらあれこれ。

考えてみると彼とはどうやって知り合ったのだったかな。つながりのきっかけは確か、大学院で研究プロジェクトを担当しているときに、韓国関係で知恵を借りたくて、私から彼にメールをしたのだったかな。その後途切れ途切れつつも、韓国関係の調査を支援してもらったり、逆に彼の仕事の話を聞いたり。

知り合った時期というのが韓流ブームの来る前で、韓国に関心のある人、韓国とビジネスでつながっている人なんて本当に限定的だったから、韓国の仕事のことでちょっと...という話をすると、結構簡単にお互いに心を許したというか共感したという部分ってすごく多かった。今は、どうなんだろう、と思うと、出会うタイミングってやっぱり大事だ。

今日もまた共感度の高い内容で盛り上がった。そろそろ彼も韓国で家族と一緒に暮らしたそうだ。ずっと単身で日本に来ていて、帰りたいなー、と思うのだそうだ。自分にとっての優先順位は家族です、と、彼はきっぱり言う。あぁそんなに家庭第一の人だったんだなぁ、と改めて知った。周囲の男性で、ここまで家族第一を公言する人っていないので、新鮮。

夫である貴方が日本でずっと働いているのだから、家族に日本に来てもらうという選択肢はなかったの?と聞いたところ、教育は韓国で受けさせたほうがいい、と、これまたきっぱり言う。韓国を軸にしていれば、あとはどんな海外に行って勉強したり暮らしたりしても自由だけど、と。韓国と日本を比較すると、やっぱり勉強の熱意や物事を決めるスピードは、韓国のほうが圧倒的であるらしく、彼としては、韓国にいるほうが子供の将来のため、とはっきり思うらしい。とても関心深い。

1時間あまりの時間でいろいろ話した。一度帰宅して、夜は近所のひもの屋で軽くつまむ。