まち日記(旅と仕事と日々ごはん_時々走り)

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日本が変わりつつあることを感じた

このところ、日本のものづくり復権!関係のことをいろいろひとりブレストしているせいか、日本が変化しつつある部分にいろいろ目が行く。
順序は前後するが、ハワイ出発日の成田空港のチェックインカウンター周辺で驚いた。チェックインのために並んでいる旅行客を誘導するスタッフ、どんな人たちか想像つきます?なんとシニアスタッフなんですなぁ。いわば銀行でいうところのATM機の周辺でお客さんを誘導するOBと同様、航空業界にも、低付加価値の仕事をシニアスタッフに任せるという構造の変化が起きているみたい。
それはそれでいいんだろうけれど、低付加価値であっても、旅行客と直接接することは、これから同業界で長く働こうというような気のある若手にこそ必要な仕事じゃないのかなーと思う。若手も3日ほどは研修と称してこうした仕事をしてみているのか、それとも若手自体を雇い入れる気がすでに航空業界にはなくなっているのか、低付加価値でもいいから仕事を続けたいシニア層が増えているのか、そのあたりの事情はよくわからないけれど、なんだか、ATM機周辺で客に操作を教えるどころか、かえって物事を複雑にし、しかも客とのコミュニケーションから何かを経営にフィードバックする仕組みが欠如し、結果顧客から遠くなってしまって今あせっている銀行経営と同じ空気を感じたのは私だけか。