まち日記(旅と仕事と日々ごはん_時々走り)

ダイアリーから移行しました

研究室へ

少しばかり懸案になったままのアジェンダもあり、久しぶりに研究室へ。
この2年ほどのちょっとした方向転換のプレッシャーから解放されて、自身の気分と立ち位置もすっきり整理されたのか、ずいぶんと晴れやかで、この先当面のビジョンと戦略が決まった人、という印象を受けた(立ち位置が変わったのは私も同様だが...)。日々のタスク消化に追われる身としては、時々はこうしてインテリジェンスの生産現場にいる人と話して、刺激を受ける時間が必要だと切に思う。
官の立場にいた頃でも、民の立場を本当に必死に考えていた者だと言う話は改めて新鮮。ずっと民で問題意識を持たないままやってきた人よりもよほど実務者的だと彼は言うが、それはまぁ本当のところ、そうかもしれないな、と実感として思うところもある。漫然と過ごしていたら周囲のことなんて見えはしない、というのは、官だとか民だとか、大組織だとか個人プレーだとか、日本にいるとか海外で過ごすとかという環境の影響もそりゃぁ否定できないけども、半分以上は自分の自覚の問題なんだろうと思う。