昨日とは一転、早朝から地方都市へインタビュー。大手鋼鉄集団と傘下の設備機器サプライヤー。取って返して日系自動車部品サプライヤーへ。地元に本気で張り付きつつ、経営戦略をにらむ駐在員の姿にあたしは心打たれたね。でもって、自動車会社で商社マンと散々付き合って以来、ほぼ15年の歳月を経てようやく、商社(マン）というのは、こうしてビジネスの最前線に立って、メーカーが取らないリスクと、それに引き換えでの信頼関係と情報とを得ているんだなと実感。それに見合う対価が得られているかというと、たとえば単純な口銭ビジネスではとても引き合わないだろうなと思ったりする。日本の商社って、もしかしたら究極のハンズオンのVCというのが本質だったりするのかも。
