夕方北京への移動日。日中は若干のんびりした。メシを食いつつ今回の同行通訳兼パートナーと、ずっと話し込む。彼の言うこと、彼のやろうとしていることは正論だし客が求めていることは結局具体的なことであることも確かだ。便利屋に成り下がるな、とは言うものの、その一方で、思いつきと過去の経験を頼りに戦略論を語っていれば、それは詐欺師だ。その一方で、例えば法律、例えば税金、例えばマーケット分析、そのいずれかが出来るなら専門家、これが中途半端だとモグリ。詐欺師と専門家と便利屋とモグリとの間に、コンサルタントというものの落ちどころがあるのだろうか…。