まち日記(旅と仕事と日々ごはん_時々走り)

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対顧客・対応の効果

実は何日か前に、かなり腹に据えかねる出来事が職場で起こって、そもそも気分は悪いわ、言いたいことが山のように噴出してくるのを抑えるだけで大変だわ、こういう状態から抜け出すのに精神的体力と時間を使うわで、大きくパフォーマンスが落ちて、仕事のクオリティが維持できない、という悪循環に危うく陥るところだった。
こういうときに、どんな方法で早いところ普段のパフォーマンスに戻すか、というのが、私の課題の中のひとつで、うちでゆっくりする、衝動買いをする、りそ夫に八つ当たりする、等々の気分転換の方法はあるが、まぁ気分転換ではなくて、この際発想の転換をしようと思い到った。
すでに実践されている人にとっては、まったく当たり前のことなのかなぁとも思うのだけども、相手をクライアントの一人だと思ってしまうことだ。クライアントであれば、たとえいくら理不尽でも、別にどうってことない。仲間だ、とか、チームだ、とか思うから、変な期待をしたりしてしまうわけで、このクライアントはいったい何を望んでいるのか、という視点から付き合えば、対応の仕方もかなり変わってくる。こういう視点を意識して持ってこなかった自分が未熟と言えば未熟。売り手はそもそもクライアントと心中するわけでもないし、知的な何かをシェアするわけでもないし、生活共同体でもないし、財布をともにしているわけでもない。これで、いいんじゃないかと思ったりする。意外と私の精神的安定には、効果的な対処の仕方のような気がしてきた。