まち日記(旅と仕事と日々ごはん_時々走り)

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満足感は相対的なもの

1日結構家で過ごす。
午前中、たまった新聞を読み、サザンのCDをAmazonから受け取る。流しつつ資料の素読みと編集作業の時間見積り、大学院の残務整理のスケジュール立て。ヒルもうちメシで。午後からはG1秋華賞参戦もはずれ。あーあ、と言いつつ昼寝、買い物、夕メシ。なんということもない休日だが、それでも、あらかじめ計画しておいた今日やるべきことは片付いたので気分はそれなり爽快。そういうもんだなぁと思う。

メールなどを片付けていたら、このところPC環境が整備されたせいか連絡が多い韓国つながりの友人から、字幕の仕事をやりたいんだけど、というメール。この世界は、なんだかんだ言ってアホラシイマーケットしか成立していないぞ。やめとけ、と思う。そんなことを返事に書きつつ、この手のフリーの仕事人の競争優位のキーファクターは結局人脈の質と、市場の姿を正確に把握する情報収集力と理解力にあるのだと思いいたる。市場の姿を把握することは実はかなり大変だ。てことは、かつての自分への反省もこめて、先に市場に参入した友人なりに対して、安易に仕事を得た方法を尋ねるのはフリーライダー的行動なんだなぁとふと気がつく。極端に言って、語学力は時間と熱意があればそこそこ身につくものだ。身につかないのは、仕事先の発掘と、そこから仕事を継続して得る力だったり、波及効果を生む力だったりするんじゃないか、と思う。なかなかこれは書き物として表現したりとりまとめたりしにくいからこそ競争優位の源泉になるんだろうけれど...。まぁ、そのあたりに、いわゆる「市場」を求めるのはやめようや、ホントに。あたしはもう、その手のことは老後の楽しみと割り切ったよ。