まち日記(旅と仕事と日々ごはん_時々走り)

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パフォーマンスが下がれば...

私の属する職場は、超がつくほど零細企業だ。ファミリー企業といっていいだろう。独特の手管で生き延びてきたワンマン経営者だが、このところの重大な経営環境の変化に、頭の切り替えがすぐにはできないというのをまざまざと見せつけられる日々だ。この会社になぜ居続けるのかという自分自身の問題はさておいても、どんな状態であっても、一度属してしまった以上は、その会社という生き物をどうにか維持しなくてはいけないというのは、ここに働いて報酬を得ている以上はやむを得ないことで、一人一人が、少なくとも報酬を上回るだけの貢献をする気がなければ会社は維持されない。
んなことはわかりきったことなはずだが、こんなに超零細企業でも、なんと2人も、ぶら下がりスタイルの人間がいるというのは驚くべきことで、しかもそのスタイルが仕事のパフォーマンス低下に直結している人がいれば、まぁ、見過ごすことはあまりあってはいけないことかもしれない。
気のいい人だと思うし、面倒な雑事を一手に引き受けてくれていることも十分にわかっているが、それでも、パフォーマンスは、期待値というのか、あるべきレベルを大きく下回っていて、どんなに現場の担当者が悲惨な状況になっても、依頼された仕事は表面をなぞるだけの伝書鳩レベルを脱することは決してなく、後工程で担当者がやり直しをする羽目になったり、依頼した人間が再度内容を確認するような状況。しかも、一人19時過ぎには帰り支度をする日が週に3回はある。

まーーー、だからといって唐突に首を切るというものでもないし、いきなり頭ごなしに怒鳴りつけてどうなるものでもない。これまである程度目をつぶってきたようなことについて、突然がみがみ怒鳴ったところで、本人にたいした自覚がないのだからどうしようもない。
というような席に同席させられたのだが、正直アタシがその人の立場だったら、このオッサン一体何を急に言い出したのかいな、気でもふれたんかいな、と思って、嵐の過ぎ去るのを受け流すだけだろうなぁと思だろう。あぁこんなんでいーんかいな。というかアタシ、出張帰りで、木曜からも休みだから、結構やることたまってんだけどぉ。