まち日記(旅と仕事と日々ごはん_時々走り)

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帰国日

夜は帰国便に乗らないといけないと言うのに、このギリギリになって、アポが追加で入ったり、行った先で人を紹介されたりときりきり舞い気味。国営企業はのんびりしてるなーという感覚と、役人仕事はどの国でも民間の感覚とはかけ離れているなーという感覚と、インド人には、とてつもなく頭の回転が速くて優秀な若い経営者がいるんだなーという感覚と、とにかく、インド人と接した1日は面白かった。アポが詰まりすぎて、昼ごはんも食べる時間がないほど。ミーティングのときに出されるコーヒーとクッキーで飢えをしのぎながら回る。おかげで、昨日のおなかの調子が悪かったのは治ったが、余波なのかあれはそもそも風邪だったのか、少し熱っぽいがまぁ帰国すれば治りそうだ。
観光したり、生活したりする上での魅力を見出す時間はなかったけど、人間はまぁまぁ皆さん悪くないと言うか、そこそこ付き合いやすい感じはある。なんでも、弱者には優しい国であるらしいから、弱者である外国人、女性な私にはよってたかって、あいつと会えばどうだ、今からコンサルタントに会うが、一緒に行くか?といろいろ言ってくれる。
インフラが未整備だ、というのはまったくその通り。道はぼこぼこ、オフィスビルは外から見るとまじ廃墟のようで大丈夫なのか、と心配になる。10年以上前の韓国のぼろぼろの雑居ビルに驚いていた私が、さらにビックリするくらいこっちのオフィスビルのぼろぼろぶりはすごい。それでいて、各オフィスの中に入ってみると、それはそれでまぁそこそこ綺麗にしている。エレベーターは怖くて乗りたくないほどぼろぼろだし、お手洗いもかなりキテいる。ふー。体を壊さないことが第一だ、この町は。
そうこう言いつつ、飛行機に。乗ってしまえば寝るだけだ。インド人の若い男子のグループが私の周りに分散して座ってお互いに大きな声で話し合って騒々しいので、空いている席に勝手に動いて熟睡することにした。