ソウルから、あけましておめでとうございます。こちらは厳しく寒いです。マイナス10度とか9度とか言ってます。
昨日の夜、結局カラオケまで出かけ、少し遅くまで遊んでいたので、少しゆっくり起きる。ホテルで衛星放送をつけると、昨晩の紅白をやっていたので、つけたまましばらくうとうと、極楽じゃ。
さて、朝ご飯を食べにでかけようか。外に出るとめちゃくちゃ寒い!雲ひとつないお天気で気持ちいいんだけど、気持ちいいと思う余裕がないほど寒い。ホテルの裏にある曹渓寺に初詣してから、仁寺洞でコンナムルクッパ(콩나물국밥)を食べる。寒い身体にしみわたるー。
韓国のりをもみこんだ半熟の目玉焼きというか目玉蒸しはアペタイザー。いきなり熱いものを食べるのではなく一拍おくのがいいんだとか。
朝まだ早いというのに、盛大にビールだの焼酎だのを飲んで盛り上がっている5人組がいる。年の頃は20代前半から40代と思しき人まで。全員が男性で、普段着。昨晩から呑み続けているのか、それとも初日の出を見に行った帰りなのか。一人が盛んに演説調で何かを主張している。あぁ韓国だなあ。演説体質。
さて、一度ホテルに戻って、今頃から年賀状を書き始める。昨日の夜、ホテルの中庭で撮影してもらった写真を採用。ちょっと新年というよりクリスマス風なんですが。
午後には、昨晩約束した夫婦がお迎えに来てくれる。城南市まで車で移動。炭火サウナ(참숯가마)に落ち着く。みんなでラブリーな浴衣に着替えて、低温、中温、高温の韓国式サウナに入る。1日は休日のせいか、人がめちゃくちゃ多い。サウナの中で立っている人とかいたりして、大変な賑わい。
一段落して食堂で豚の三枚肉ならぬ五枚肉(오겹살)の焼肉を食し、ビールやら焼酎やらで盛り上がり、施設の中で繰り広げられる怪しげな健康食品の販売ショーを見たり、酒を飲みすぎた男性連中は、オンドルの間でしばらく仮眠したり、たっぷり遊んだ。
帰りもホテルまで送ってもらい、あぁ本当に韓国の人は世話焼きというか、人を楽しませることに一生懸命というか、ありがたいことこの上ない。女性同士の内緒話も楽しかった。
年明けから韓国の世界にどっぷりと浸った幸せな1日。
ホテルに戻って、昼に食べそびれたお雑煮を温めなおして食べると、もう遠足に行ってきた子供のようにばたっとベッドに伏してそのまま寝てしまった。
遊び疲れの幸せ。